facilities施設紹介

昭和医科大学横浜市北部病院は総病床数689床を有する総合病院であり、メンタルケアセンター(精神科）病床数は92床(精神科救急入院料病棟（スーパー救急）（42床）、高齢者・認知症病棟　(50床))を有し、総ベット数の13.4％を有しています。神奈川県及び横浜市の精神科救急医療体制における基幹病院として、365日、夜間・休日の精神科二次・三次救急に対応しています。

入院ではクロザピン内服により治療抵抗性統合失調症の治療や麻酔科と協力して修正型電気痙攣療法を実施しています。また気分障害の患者さんを対象に再発予防や認知機能の回復を目指した集団精神療法実施しています。外来治療は気分障害圏の患者さん、思春期の患者さんが多く受診しています。専門外来として発達障害の診断・相談のための発達障害外来を設置しています。総合病院内の精神科としてチーム医療を通して各診療科と連携し、精神科治療を含めた全人的な医療に取り組んでいます。

リエゾン医療では他科診療科医師とともに身体疾患に伴った精神症状の対応に取り組み、リエゾンチームによる回診、診療状況評価を実施しています。緩和医療チームに精神科医と心理士が参加し院内のがん患者さんの治療に参加しています。産婦人科外来内に設置されている産科カウンセリング外来では、産婦人科通院されている妊婦の方を対象に妊娠初期から産褥期以降を含めメンタルヘルスに関する相談や情報提供をしています。
横浜市の精神疾患もった患者さんの身体科救急を担っているため日勤帯に当番で救急センターで精神科医療を行っています。

北部病院は神川県・横浜市の救急医療体制の基幹病院あることから多様な急性期症状をもつ患者さんを見れます。特に病院内で主に夜間措置診察が行われるため、当直の際措置鑑定を実際にみることができます。多様な精神症状をもつ患者さんをみれるため、指定医症例や専門医症例に困ることはありません。
総合病院ならではのリエゾン医療や緩和医療を始めとして他科との連携を十分に学ぶことができます。
資格としては精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、日本総合病院精神医学会専門医、日本臨床精神神経薬理学会専門医、日本老年精神医学会専門医、日本精神科救急学会専門医、日本臨床薬理学会専門医の取得が可能です。