研修終了後進路

後期研修を修了し、精神保健指定医を取得した後の進路について

昭和大学精神科で研修し、精神保健指定医を取得した後の先輩医師たちの進路を、以下に紹介します。精神保健指定医の資格を取得しただけでは、実際の臨床業務の遂行は難しいため、その後も引き続き、臨床経験を積んでいく場が大切です。
進路については、医局長や教授からいくつかの選択肢を呈示しますが、あくまで個々の医局員の希望を尊重します。

以下に、研修終了後の医局員の進路を示しました。国公立病院から総合病院精神科、民間病院まで幅広い施設をカバーしています。
これ以外にも、現在は医局員が不在でも連携を継続している病院や、派遣要請のある病院は数多くあります。また関東近県以外にも、北は東北地方から南は沖縄まで医局の先輩は全国におりますので、ここで紹介した施設は一部であり、全てではないことをご理解ください。
さらに他の大学や研究施設との交流もさかんで、多くの選択肢を持つことが可能です。

東京都内では、国立精神・神経医療研究センター病院、国立病院東京医療センター、東京都立府中病院、東京都立墨東病院、東京都立松沢病院、東京都立中部総合精神保健福祉センター、東京都立多摩総合精神保健福祉センター、東京警察病院、東京厚生年金病院、国家公務員共済立川病院、都教職員互助会三楽病院、NTT東日本関東病院、河北総合病院、浴風会病院、大内病院、井之頭病院、三恵病院、駒木野病院、斉藤病院、慈雲堂内科病院、東京武蔵野病院、鶴が丘ガーデンホスピタルなどがあります。
関東近県では、以下の通りです。神奈川県では、神奈川県立精神医療センター芹香病院、川崎市立川崎病院、清川遠寿病院、港北病院、相州病院、東横敬愛病院、常盤台病院、秦野厚生病院、ハートフル川崎病院、日吉病院、大和病院など、千葉県では、下総医療センター、江戸川病院、田村病院、南八街病院など、埼玉県では、埼玉県立精神医療センター、川口病院、埼玉森林病院、戸田病院など、茨城県では茨城県立こころの医療センター、土浦厚生病院、日立梅ヶ丘病院などがあります。

大学および研究教育機関としては、東京大学、慶応義塾大学、北里大学、首都大学東京、国立精神・神経医療研究センター神経研究所など、官公庁としては厚生労働省があります。
さらに、関東近県のクリニック勤務の医師も多くおります。その中で東京、神奈川、千葉、埼玉でクリニックを開業し、院長として活動している先輩たちは25人以上おり、現在も増え続けています。将来開業を希望している方には、多くの情報を提供可能です。また老人保健施設や精神科以外の一般病院で活躍している先輩医師もいます。

以上のように、研修終了後の進路につきましては、幅広く対応できる状況です。ここにあげた施設は一部であり、先輩医師たちが活躍している施設をすべては紹介出来ていないことを、改めて強調しておきます。当施設を研修先として選定する際に、参考にしてください。