医局の生活・イベント

第26回日本臨床精神神経薬理学会年会に参加して

2016年12月6日1:57 PM

私は今まで小規模の学会への参加の経験はあるものの、大規模な学会に参加したことはなく、今回初めて比較的大規模な学会である大分県で開催された第26回日本臨床精神神経薬理学会年会に参加した。私が経験した今までの学会は口演の発表のみであったが、今回参加した学会では口演以外にも多数のシンポジウムやポスター発表があり、規模の大きさに驚かされた。

会場のホルトホール大分

会場のホルトホール大分

私は2日間の学会開催のうち、初日にポスター発表を行った。私にとって、ポスター発表は初めての経験であったが、指導医の先生に丁寧に指導して頂いていたこともあり、落ち着いて発表に臨むことが出来た。また、発表の合間をぬって、様々な口演やシンポジウムを聴講、多数のポスター発表も見て回り、今までに経験のない疾患に対する考え方や治療のアプローチを学ぶことが出来た。

今までは、学会発表に対して、不安やプレッシャーが先行し、参加には消極的な考えであった私ではあるが、今回の学会参加は自身の臨床経験のみではなかなか得難いような知識に触れる良い経験となり、今後は今までよりも積極的に学会参加をしていきたいと考えるようになった。

今回の学会参加は、一緒に参加した先生方と、学会の場で学ぶだけではなく、その地の特産品に舌鼓を打ちながら、楽しく語らうことも大きな魅力であるとも感じることが出来た良い学会であった。

 

西尾 崇志

学会「第26回日本臨床精神神経薬理学会」
日時「平成28年11月17日」
会場「大分県:ホルトホール大分」
演題「スーパー救急病棟における統合失調症の入院回数による薬物療法の比較検討」
発表「西尾崇志  昭和大学医学部精神医学講座」